学年ごとの指導指針:1~2年生(U7・U8)

・元気なあいさつができる、コーチの話がしっかり聞けるなど、基本的な生活態度を身につける。
・遊びを通して、身体を自由に動かし、身のこなし、機敏さ、バランス等を身につける。
・ボールになじむよう、ボールリフティング、ドリブルを中心的に学ぶ。
・ボールを使っての遊び的運動が中心になるが、技術の分解、分節的指導は不要。
・4~5人までのミニゲームをで自由に遊ぶ。
・事故防止をはかるために、保護者が自宅からグラウンドまで送り迎えをする。
・保護者に対し、スポーツ少年団活動の理解を得る


学年ごとの指導指針:3~4年生(U9・U10)

・集団活動になじむ態度、意識を醸成する。
・サッカーノートを活用し、コーチおよび保護者とのコミュニケーションを図る。
・人に頼らない、自分中心のプレーを理解する。
・1・2年に引き続き、ボールリフティング、ドリブルを中心に学ぶ。
・サッカーセンスを伸ばすため、ボール扱いの正確さやひらめきを大切にする。
・フットサルを多く行い、ゲームの中でフェイントを体得する。
・試合や公式試合に参加するようになるが、のびのびとプレーをさせ、練習の成果を発揮させる。
・女子団及び4年団については、県外での泊付きの遠征を行う。
・自分自身で安全に気をつけながら、グランドに来る。
・保護者に対して、育成会活動の協力を得る。


学年ごとの指導指針:5~6年生(U11・U12)

・年下の者の面倒を見るなど、リーダーシップを身につける。
・個性を生かし、個人技の能力を高める。
・サッカーノートを積極的に活用し、創意工夫、適切な判断など団員の自発性を高める。
・ボールリフティング、ドリブリングに加えキック、ヘッディングなどの基礎技術を反復して練習する。
・組織プレーの導入と基礎戦術を理解させ、チームとして試合で戦えるようにする。
・試合や練習の中で、基本戦術についてオーバーコーチングにならないように適切にアドバイスする。
・一定の基本技術を習得している団員は、視野の確保、オープンスペースの活用など質の高いプレーも学ぶ。
・筋力トレーニングは無意味であり、俊敏性、バランスを良くするなどのトレーニングを工夫して行う。
・県外での泊付きの遠征を行う。
・屋島招待サッカー大会および全日本少年サッカー大会については、全団の協力の下で取り組む。
・全日本少年サッカーは強化の一環として、全団をあげて取り組む。メンバーは6年団にこだわらないなど、最強の体制と運営で臨むものとする。
・清水カップ全国少年草サッカー大会については、家庭の協力を得て、団員自らも貯金に努めるなど、事前準備を十分行い参加する。
・育成会活動の中心的役割を担えるよう、保護者に協力を求める。
・スポーツ少年団活動に、団員だけでなく保護者も楽しく参加できるように、運営を柔軟且つ創意工夫して行う。


学年ごとの指導指針:その他

・日本サッカー協会のトレセン制度の趣旨をを理解し、クリエイティブでたくましい団員を育成するため、よい環境とよい指導を与える上から、適切に選考された団員に、学年を超えた活動を認める。
・指導のポイントについて、適時適切に団員および保護者に説明する。


指導指針:スキル

【内  容】1年2年3年4年5年6年
ボールリフティング(学年×10回)
ボールリフティング(2人組・3人組)   
ボールリフティング(足の甲、モモ、胸、頭)   
ジグザグドリブル(コーン10個or15個)   
浮き玉のボールを止めれる   
ファーストタッチが有効にできる(次のプレーを意識してボールを移動できる)   
フェイントがをできる(学年×1種目)
スクリーンプレーができる(相手とボールの間に体を入れる)
オフ・ザ・ボールの動きが有効にできる(ボールを持っていない時の動き)    
常に良い視野の確保ができる(グッド ボディーシェイプ)   
ボディバランスが良い(アジリティ)
守備の基本ができる(マークの原則など)   
試合・練習で独創的なプレーができる(ひらめき)
プレー中、声で指示&意思を味方に伝えることができる    
チームプレーができる    


指導指針:精神

【内容】1年2年3年4年5年6年
何事にも全力を尽くす(集中できる)  
1対1に負けない闘争心がある
リーダーシップを身につける    
個人プレーとチームプレーの違いが分る    


指導指針:ルール等

【内容】1年2年3年4年5年6年
基本的なサッカーのルールを理解し、フェアプレーができる   
レフェリーに敬意を払うことができる(クレームを言わない)    
相手に敬意を払うことができる(試合ができたことに感謝する)    


指導指針:生活&その他

【内容】1年2年3年4年5年6年
元気にあいさつができる
集合時間に遅れない  
決められたルールを守る
コーチの話をしっかり聞ける  
サッカーノートを書ける
靴紐が自分で結べる  
サッカー用具を大切する  
自分自身で安全に気をつける(自転車事故)  
仲間となかよくできる


指導指針:家庭

【内容】1年2年3年4年5年6年
練習・試合を休むとき、自分で連絡できる   
朝食を毎日、食べれる
好き嫌いなく、何でも食べれる
朝、排便ができる
学校での生活態度がきちんとできる
宿題を忘れずできる
リフティングの練習をしているか
試合の前日は、自分で考え体調・用具等の準備ができる   
サッカーの試合(テレビ等)を自分から観る